薄毛はその言葉のイメージよりも深刻で、ある程度年齢を重ねるとたくさんの人が意識する問題でもあります。
男女問わず薄毛になりますが、特に男性の薄毛は冗談になりがちだと感じています。
そう思うのは私自身が頭髪が薄く、それを家族にからかわれることが多かったからです。
髪の毛の量によって外見の印象は大きく変わりますし、少なければ老けて見えてしまいがちです。
私も若い頃は髪の量が多かったのですが年齢を重ねるとともに抜け毛が増え、気がつくと頭頂部が薄くなりつつありました。
いつの間にか薄くなっていた頭頂部の状態に鏡で気づいた時には、とてもショックだったことを覚えています。
父親や祖父も頭頂部から来る薄毛だったのでいずれは自分もなるだろうと諦めてはいたのですが、予想よりも早い時期に始まったことも衝撃でした。
当時の私はまだ結婚もしておらず、付き合い始めたばかりの彼女がいました。
彼女のほうが年下だったこともあって、もしも頭頂部が薄いことに気づかれてしまったら振られてしまうかもしれないと恐怖を覚えたのです。
父や祖父はそのまま薄毛が進行するに任せていましたが、現在では薄毛治療が可能です。
何もせずにそのまま進行するに任せるよりも、少しでも抗ってみたい気持ちもありました。
やがては薄毛になるにしてもまだ早いとも思ったのです。